アルコール依存症克服ガイド

仕事依存になりやすい性格

人間、食べていくためには
何らかの仕事をしてお金をいただかなければなりませんよね。
様々な事情で仕事ができない方も多いと思いますが、
ほとんどの方は一生のうちで
なんらかの“仕事”を経験することでしょう。

 

しかし、仕事依存になる人もいれば、ならない人もいます。
その違いは一体、何に起因しているのでしょうか。

 

仕事依存になりやすい要因の一つに、「性格」が挙げられるでしょう。
一般的に、次のような性格の人は
仕事依存になりやすいと言われています。

 

・何事に対しても精力的である
・基本的に前向き思考
・ライバル意識が強い
・責任感が強い
・周囲からの高い評価を期待する
・頼まれればどんな仕事でも引き受けて、とことんのめり込む
・自分は精神的にも肉体的にも「タフだ」と思い込んでいる
・精神的、肉体的活動を常に高く保とうとする

 

 

…このように、仕事依存の人はとにかくパワフル!
一つの仕事が終わったと思えば、
ホッと一息つく間もなく次の仕事を詰め込み、いつも忙しくしています。

 

なぜなら、そうしなければ落ち着かないから。
彼らにとっては、仕事に追い立てられている状態こそが
ストレス発散になるからです。

仕事依存を助長しやすい環境

仕事依存になりやすいタイプの人の特徴として、
「周囲の評価を気にする」ということが挙げられます。
評価、つまり、昇給や出世ですね。

 

上司に認めてもらいたい!
同僚よりも早く出世したい!
周りの人たちや取引先に高く評価されたい!

 

…そのような気持ちが人一倍強いのです。

 

このような人が、競争の激しい職場環境に置かれると、
仕事依存まっしぐら!
周りからの評価こそが彼らのプライドを満足させますので、
それはもうますます仕事に燃えるようになります。

 

仕事依存を助長させる職場環境とは、例えば次のような職場です。

 

・業務成績が毎月(毎週)、壁に貼り出される
・深夜まで残業している人が多い
・サービス残業は当たり前!
・上層部に体育会系出身の人が多い
・少々の体調不良では会社を休まない

 

 

このような職場では、一人一人にノルマを課せられることも多く、
それがいっそう仕事依存を進行させます。
みなさんも経験があると思いますが、確かに、
何らかの形で「評価さる」ことが分かれば、
「頑張らなくちゃ」と尻に火が付きますよね。

 

例えば、「来週、この範囲をテストするぞ〜」と言われれば、
文句を言いながらも勉強せざるを得ない。
それは学生時代のみならず、社会人になってからも同じことなんです。

 

それを良い意味でのプレッシャーとして生かせるかどうかは
その人の性格次第ですが、仕事依存の場合は
プレッシャーをバネにして高く飛びすぎるというか(笑)。

 

もはやロケット状態で仕事に突き進んでいくのです。

あなたは大丈夫?仕事依存チェック!

仕事依存は、一見、誰にも迷惑をかけていないように思われがちです。
会社には業績という形で貢献していますし、
家族にもお給料という形で義務を果たしているわけですから…。

 

しかし、実際は様々な問題を引き起こす可能性を秘めているのです。

 

 

●家族に対して
常に仕事での評価を優先するため、
実は家庭内での評価は地に堕ちているケースが多数。
家族とのコミュニケーションが少なくなりがちで、
家族と不和を生じやすい状態です。

 

●仕事では
部下や同僚に対しても完璧を求めるため、
知らず知らずのうちに周りの人を精神的に追い詰めているケースも…。
また、自分自身の心身の疲れに気付かない場合が多いため、
思わぬミスにつながる可能性もあります。

 

●健康面では
「休むことは怠けること」と思い込んでいる節があり、
十分な休養が不足しがち。
その結果、心や身体に深刻な不調をきたすこともなきにしも非ずです。
最悪の場合、過労死を招くことも…。

 

 

自分では何事も完璧にこなしているつもりでも、
色々とボロが出てくるのが仕事依存の怖いところ。
しかも、自分では仕事に依存しているという自覚がないのも
困ったところです。

 

次のチェックリストのうち、7項目以上当てはまるようだと、
あなたも仕事依存の可能性あり!この機会に、
「自分にとって仕事とは?」ゆっくり考えてみると良いでしょう。

 

【仕事依存チェックリスト】
・週に50時間以上の勤務、あるいは月に50時間以上の残業をする
・起きている時は、常に仕事のことを考えている
・休日に何もしていないとイライラする
・仕事をさせてもらえるうえに給料までもらえるなんて幸せだ
・仕事をしていると最高に充実感を覚える
・趣味はなく、友人は仕事関係の人に限られている
・家庭よりも、職場のほうが居心地が良い
・職場では動き回り、休み時間を取らない
・働いていれば、疲れや悩みは吹っ飛んでしまう
・忙しすぎて病気になんかならない

 

参考:依存症のすべてがわかる本  講談社  渡辺 登

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