アルコール依存症克服ガイド

一見、「良い人」のハズが…

仕事でもプライベートでも、
人と人の間をとりもつのが好きなタイプっていますよね。
実は筆者もその一人なのですが…(笑)

 

Aさんに
「私、Bさんに頼みたい仕事があるんだけど、話したことがないんだよね」
と相談されるや否や、Bさんに電話をして間を仲介したり。
自分には全く関係がないハズの他人のトラブルに巻き込まれて、
気付けばトラブルの中心的人物になっていたり。
とにかく、目の前にある火事を放っておけずに
火の中に飛び込んで行ってしまうのです。

 

こういうタイプの人は、人から
「ありがとう。あなたのおかげで解決できた」
「ありがとう、助かったよ」
とお礼を言われる機会も多いので、ともすれば
「自分は良いことをした」「自分は頼りにされているんだ」
…と自己満足に陥りやすいものです。

 

そして、傍から見ても「良い人」に見えてしまうため、
「あの人はお人好しだからなあ」と温かく受け入れられてしまいます。

 

しかし、実は、「介入」も依存症の一種!
「介入型依存」は、
人のトラブルを解決することによって自分を安心させているのです。

陥りやすい、介入型依存

筆者は、子供の頃から、
「なんで自分はこんなに色んなことに巻き込まれるんだろう」
と不思議に思っていました。

 

同時に、トラブルを解決することによって
達成感や安心感を覚えている自分にも気付いていたのです。
口では「また巻き込まれちゃった」と言いながらも、
実際はどこか嬉しいんですよね(笑)。

 

それこそ、まさに「依存」の状態。
介入型依存は、自らトラブルに干渉し、
その問題を解決しようとチャレンジします。

 

平安を得ること、そして、「ありがとう」と言われることに
安心を覚えるのです。

 

実はこういうタイプ、職場でもプライベートでも結構多いんですよね。
一見、「良い人」に見えてしまうので、
依存症とは気づかれにくいのですが…。

 

家庭内だと、子供がこのような役割を引き受けている例が多いでしょう。
両親の間に何かトラブルが発生すると、子供は
「自分が2人から見捨てられるんじゃないか」
という不安感から必死にトラブルの仲介役を務めようとするのです。

 

長い間このような環境にさらされ続けていると、
大人になってから「アダルトチルドレン」になる可能性も高いようですね。
表面上は“しっかりした子供”ですが、心の深い部分では
不安を抱えたまま大人になることを余儀なくされるわけですから、
結果として、大人になってから
対人関係で様々な問題を抱えてしまうのです。

 

「ありがとう、あなたのおかげだよ」
という言葉の魔力に取りつかれないように、ご注意を!

心の病気にご注意!

筆者にもしっかりと自覚がありますが、
介入型依存の人は心の病になりやすいようです。

 

なぜなら、自分でも気付かないうちに心が疲れきっているからです。
自分の手に負えないようなトラブルが発生し、
結果的に解決できなかった場合には
ひどい無力感にさいなまれて自分を責めることもありますし、
いつ起こるかも分からないトラブルに備えて
常に“身構えている”ところがあります。

 

つまり、心の底からリラックスできることがほとんどないので、
心がまいってしまうわけです。

 

どんなに調整能力に優れている人でも、
全ての問題を自分一人で解決するのは無理です。
職場にしてもプライベートにしても、
その点を割り切って人と付き合っていかなければ、
自分で自分の首を絞めるだけ。

 

介入型依存の自覚がある方は、
自分がおせっかいを焼き過ぎていないかどうか、
客観的な目で自分自身を見つめ直してみることをおススメします。

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