アルコール依存症克服ガイド

予防するために知っておくべきこと

アルコール依存症は、お酒を飲んだからといって
すぐに発症するものではありません。
ですから、「予防のために、お酒は絶対に飲まない」というほど
極端なルールを決める必要はないでしょう。
(もちろん、お酒を飲まないのが最も確実な予防法なわけですが…)

 

アルコール依存症は、1日や2日で発症する病気ではなく、
それなりの月日をかけて徐々に症状が進行していきます。
アルコール依存症を予防する上では、
アルコール依存症の進行プロセスを知っておくことも大切なこと。
どんな症状が出てきたらマズいのか、
あらかじめ基礎知識を身につけておきましょう。

 

 

【アルコール依存症の進行プロセス】
●時々、機会があればたしなむ程度。
「機会飲酒」の段階

●日常的に酒を飲み、徐々にアルコールに対する耐性ができてくる。
「習慣飲酒」の段階

●酒がないと物足りない。酒量が増える。
「依存症との境界」の段階。

●飲まないと寝付けない、飲まないと落ち着かない、
アルコールが切れると発汗するなど、禁断症状が出始める。
「依存症初期」

●酒が原因の問題行動を繰り返す。隠れ飲みをする。迎え酒をする。
「依存症中期」


●連続飲酒、幻覚、幻聴、肝臓障害などの症状が出る。
健全な日常生活が困難になる。
「依存症後期」

“自分”を知って依存症を予防しよう

アルコール依存症を予防するためには、
自分の飲酒行動が正常なのか異常なのかを自覚しておく必要があります。

 

例えば、前項のチェック項目で、あなたはどの段階にいましたか?
酒好きを豪語する方の多くが、
「依存症との境界」付近であると言われています。

 

ここから依存症になってしまうか、
はたまた予防に成功するかはあなた次第!

 

アルコール依存症を予防するためには、習慣飲酒を避けることが大切です。

 

…とはいえ、「どうしても毎日のように飲んでしまう」という方は、
せめて酒量をきっちり管理しましょう。
「どのくらいまでの量なら、アルコール依存症を予防できるの?」
という疑問をお持ちの方が多いと思いますが、
その答えは厚生労働省が示してくれています。

 

厚生労働省の基準によれば、
アルコール依存症予防に効果的な「1日のアルコール摂取量」は20グラム以内
(※女性、高齢者、お酒の弱い方は10グラム)
これを各種アルコール飲料に換算するとどのくらいなのかというと…

 

●ビール 500ml 1本

 

●日本酒 1合

 

●焼酎 100ml(アルコール25度の場合)

 

●ウィスキー ダブル1杯

 

●ワイン グラス2杯程度

 

●チューハイ 350ml(アルコール度数が7%の場合)

 

…このくらいの量なら、4時間あれば分解できるのだとか。
さっそく今日から実践しましょう☆

アルコール依存症を予防する基本原則

アルコール依存症の予防には、日々の心がけが重要です。

 

つきなみですが、次の3点はアルコール依存症予防の基本中の基本。
最低限、守るべき基本原則です。

 

◆予防法@
アルコール依存症は決して他人事ではない!!
アルコール依存症について、正しい基本知識を身につけましょう。

 

◆予防法A
深酒しない!「1日20g」を厳守しましょう。

 

◆予防法B
休肝日を週2日以上つくりましょう。
逆に、これができないようだとすでにアルコール依存症の可能性も…?

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