アルコール依存症克服ガイド

アルコール依存症は“おやじ”の病気ではない!

アルコール依存症というと、家族でも会社でも肩身の狭い思いをしている
“おやじ”の病気というイメージはありませんか?
同時に、患者の平均年齢も高いように思われがち…。

 

ところが、実態は世間一般のイメージとは大きく異なっています。
確かに、従来は「アルコール依存症」といえば
男性の患者数が圧倒的に多かったのです。

 

しかし、現在、問題になっているのは、女性のアルコール依存症。
女性は男性に比べてアルコールを分解する力が弱いため、
アルコール依存症になりやすいと言われているんです。

 

実際、飲酒習慣開始〜アルコール依存症での初回入院までの時間は、
男性が19.8年であるのに対して、女性は9.3年
同じ酒量を飲んでいたとしても、
男性の約1/2の期間でアルコール依存症になってしまうというわけです。

男女間で平均年齢の違いはあるの?

女性の社会進出と共に増加している、女性のアルコール依存症。

 

そこで気になるのは、アルコール依存症患者の平均年齢です。
一体、何歳くらいの人がアルコール依存症になりやすいのか?
そして、男女間で平均年齢に違いはあるのでしょうか?

 

男性のアルコール依存症患者の平均年齢が45.8歳であるのに対して、
女性のアルコール依存症者の平均年齢は44.3歳。
微々たる違いではありますが、
女性の平均年齢がやや若いということになります。

 

この年代は、プラベートでも仕事でも、何かとストレスを抱えやすい時期。
家庭では、子供の思春期や配偶者の浮気発覚、親の介護。
職場では、大きなプロジェクトを任されたり、
部下の指導や尻拭いに奔走したり…。

 

加えて、自分自身の健康面や
美容面での“衰え”が気になり始める時期でもあります。

 

こういったストレスを解消するために、
「ちょっと一杯」のつもりで飲み始めたアルコールがきっかけで、
やがてはアルコール依存症に…というシナリオを辿るのは
決して珍しいことではありません。

 

強い不安や動揺など、“ライフクライシス(生活危機)”をきっかけとして
アルコールに依存してしまったという患者が半数以上を占めるという
調査結果もあるくらいです。

 

また、飲酒する習慣が始まってから、
アルコール依存症で初回入院するまでの期間は、
男性では平均19.8年、女性では9.3年と言われています。

 

これはつまり、同じ量のアルコールを飲んでいたとしても、
女性は男性に比べて“顕著に”アルコール依存症になりやすいということ!

 

働きWOMANのみなさん、お酒はほどほどに★

アルコール依存症患者の平均寿命は?

平均年齢と並んで気になるのは、やっぱり平均寿命!
アルコール依存症は寿命を縮めるのか否か?

 

アルコール依存症の患者は、
アルコールが原因で発症する内臓疾患で亡くなる方もいれば、
泥酔状態で起こる不慮の事故、自殺などで亡くなる方もいます。

 

平均寿命は50代前半と言われており、
日本人全体の平均寿命に比べるとかなり若いと言えます。
(平成21年の日本人の平均寿命は、男性79.59歳、女性86.44歳)

 

もちろん、60代や70代になってからアルコール依存症になる方もいますが、
多くの 方はアルコールで自分の命を縮めているといえそうです。

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