アルコール依存症克服ガイド

周囲の評価にこだわり過ぎていませんか?

仕事をしないのも困りものですが、
仕事にのめり込み過ぎるのも考えもの。
家庭よりも仕事を優先するために
家族とのコミュニケーションは不足しがちになりますし、
職場でも部下を病院送りにしてしまったり…と、周りが迷惑を被ることになります。

 

仕事依存に陥りがちな人の特徴として、
周囲の評価を気にし過ぎるという点が挙げられます。
成績によってポストが上がったり、昇給したり、
上司に期待の言葉をかけられたり、部下に称賛されたり…
…といったことが強化因子となり、ますます仕事に依存していくのです。

 

求められる成果と得られる評価が高ければ高いほど、
モチベーションも上がっていきますので、
仕事での責任が増えるにつれて余暇の過ごし方がわからなくなっていきます。
家で休んでいる時間よりも、会社で仕事をしているほうが落ち着くという状態ですね。

 

アルコール依存症のように、仕事をしないわけでもなければ、
周りに目に見える形で迷惑をかけるわけでもないので、
問題が顕在化しにくいのですが…。

自覚がないまま心は蝕まれる

アルコール依存症などのように、
「誰が見ても病気!」「誰が見ても、問題あり!」
という状態ではないため、
ともすれば見過ごされてしまいがちなの仕事依存の怖いところ。
実際は、本人の自覚がないまま心身が蝕まれていきます。

 

働き詰めで本当は疲労が蓄積しているハズなのに、
本人に「疲れている」という自覚がないため無理をしがち。
十分な休養を取らずに仕事を続けますので、
過重労働のために心身にはかなりの負担がかかっています。

 

特に見過ごされがちなのが、心的ストレス
会社や上司から要求された水準をクリアしなければと、
常に気を張り詰めていますので、心はいつも緊張状態。
慢性的に、不眠やイライラ、抑うつを抱えている人も少なくありません。

 

ようやく難しい仕事を終えたタイミングで、
ぷっつりと糸が切れてしまうこともあります。

 

また、仕事上の大きなミスがきっかけでアルコールに走り、
アルコール依存症になってしまう例も…。

 

傍から見て、「あの人は大丈夫」と見える人こそ注意が必要なのです。

環境要因は依存を進行させる

うつ病やアルコール依存症になってしまうほど仕事にのめり込んでしまうのは、
本人の性格はもちろんのこと、周りの環境に因るところが大きいようです。

 

例えば、会社から与えられるノルマが厳しい会社と、そうでない会社を比べてみると、
前者のほうが圧倒的に仕事依存を助長すると言えます。

 

また、会社の上層部に体育会系出身者が多い企業も危険ですね。
経営層が精神的、肉体的にいちじるしくタフである組織は、
知らず知らずに部下たちにも“タフさ”を強いる傾向があります。

 

自分のプライベートを犠牲にしたサービス残業は称賛され、
休暇を取ることを咎められる。

 

そのような職場では、仕事依存も強化されやすいでしょう。

 

自分は仕事に依存しているのではないか?
仕事以外のことが見えなくなっているのではないか?

 

…そんな風に自分自身の“生き方”を見直す余裕が出てきたならば、
転職も視野に入れて自分のキャリアを見直すべき時期に
差し掛かっているのかもしれませんよ。

 

アルコール依存症やうつ病など、心の病気を発症してからでは遅いのですから。

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