アルコール依存症克服ガイド

アルコール依存症はある種の“職業病”?

有名人が酒によって騒ぎを起こすのは、そう珍しいことでもありません。
記憶に新しいところでいうと、
SMAPの草なぎ剛氏が泥酔して自宅近くの公園で全裸になって大騒ぎし、
公然わいせつ容疑で逮捕された事件。

 

また、今は亡き中川昭一氏が、
海外メディアの前でろれつが回らず醜態をさらした一件…。

 

その他にも、有名人の中には
「アルコール依存症ではないか?」と噂される人が結構います。

 

なぜ、名声も莫大な財産も手にした有名人が、
アルコール依存症になってしまうのでしょうか。
筆者のような庶民から見ると、
「何が不満でアルコールに走るんだ!?」と、
イマイチ解せないのですが…。

 

どうやらそこには、
有名人であるが故の複雑な葛藤が絡んでいるようです。

 

例えば、SMAPの草なぎ氏の例。
こういってはなんですが、以前の彼は、SMAPのメンバーの中でも
ルックスにおいてもキャラの面でも比較的目立たない存在であったと思います。

 

しかし彼は、努力して韓国語をマスターしたり、
皮膚科に通ってニキビをキレイに治療したり…と、
相当な努力をして芸能人としての自分をレベルアップさせてきた存在。
常に人に注目されるというプレッシャーやストレスに、
見事に打ち勝ってきたのだと思います。

 

故に、手っ取り早くストレスを解消できるアルコールにハマってしまったのでは…?
裸になった記憶がないのは、明らかにブラックアウトの症状で、
彼の場合は専門医を受診すれば
「アルコール依存症」と診断されてしまうかもしれません。
そこまでに至るには、有名人ならではの苦悩があったのでしょう。

 

芸能人しかり、政治家しかり。
アルコール依存症は、ある種の職業病といっても過言ではないのかもしれません。

あの有名人もアルコール依存症だったってホント!?

古今東西、数多くの有名人たちが
「アルコール依存症では!?」と噂されてきました。

 

アルコール依存症とまではいかずとも、
アルコールが原因で肝硬変(※)や
肝臓ガンを患ってこの世を去った有名人も多数。

 

例えば、「題名のない音楽会」でおなじみの羽田健太郎氏。
あの石原裕次郎さんや、美空ひばりさんも、
アルコールが原因の肝硬変で亡くなったと言われています。

 

特に、美空ひばりさんがアルコール依存症のために
寿命を縮めたという話は結構有名ですよね。
“女王”と呼ばれ、ステージの上で華々しく歌っていた彼女のイメージと、
アルコール依存症とを重ね合わせるのはなかなか難しいのですが…。

 

最後は肝臓病で入退院を繰り返した後、
大腿(たい)骨骨頭壊死(えし)でこの世を去りました。
(1989年、52歳)

アルコール依存症(と噂された)の有名人

他にも、次のような方々が「アルコール依存症では?」と噂されています。
こうして並べてみると、なんともそうそうたる面々ですね…汗。

 

・太宰治(作家)

 

・高田渡(シンガー)

 

・ビリージョエル(ロック歌手)

 

・マライア・キャリー(シンガーソングライター)

 

・マイケル・ジャクソン(歌手、ダンサー)

 

・ライザ・ミネリ(女優、歌手)

 

・エリザベス・テイラー(女優)

 

・フォード元米大統領夫人

 

・エリック・クラプトン(ロック・ミュージシャン)

 

・ローラ・ボー(プロゴルファー)

 

・ロン・ウッド(ローリング・ストーンズのギタリスト)

 

・エドガー・アラン・ポー(作家)

 

・レイモンド・カーヴァー(作家)

 

・竜崎勝(俳優)

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