アルコール依存症克服ガイド

アルコール依存症の治療プロセスとは?

子供でも大人でも、何かを強く欲する気持ちを
どうしても押さえられないことってありますよね。

 

アルコール依存症は、
お酒を求める自分をどうにもコントロールできなくなってしまう病気。
アルコールを断つことが最善の治療法ですが、
患者本人の努力だけではそれができないこと自体が“病気”の証拠なのです。

 

そこで、アルコール依存症の治療は@介入⇒A解毒⇒Bリハビリの3段階
で進められます。

 

●介入とは?
本人をアルコールの害と直面させ、このまま治療を受けなければ
心身に様々な障害をきたすことを認識してもらいます。
アルコール依存症の患者は、自分や周囲の人々が
アルコールによって害を被っていることを認めていない場合が多いため、
断酒の動機付けをする意味でもこのプロセスが重要です。

 

●解毒
アルコールを体内から抜くことです。
酒を断つことで離脱症状が出てきた場合には、
アルコールと生理作用の似ている精神安定剤を投与することによって、
症状をコントロールします。

 

●リハビリ
リハビリは、断酒を継続するモチベーションを維持するために
必要不可欠なプロセスです。
飲酒の再開を防止するために、
仲間同士でサポートしあう自助グループに参加することも勧められます。

リハビリとは?

アルコール依存症,リハビリ

リハビリって、よく聞く言葉ですよね。
多くの人は、おそらく、ケガをした後の歩行訓練や、
脳の病気の後に残った麻痺などの症状を和らげるために行う
トレーニングなどを想像するのでは?

 

しかし、「リハビリ」はもっと広い意味を含んだ言葉なのです。
リハビリはリハビリテーション(rehabilitation)の略。
re(再び)+ habilis(適した)、+ation [状態にすること]であり、
「再び適した状態にすること」を意味しています。

 

すなわち、対象は身体的な機能障害に限らないというわけ!
心身に様々な障害を持った人々に対し、
その障害を可能な限り回復させると同時に残された能力を最大限に高め、
身体的にも社会的にもできる限り自立した生活が送れるようにサポートすることです。

 

図のように、リハビリには多くの人々の援助や協力が必要です。
医師、看護婦、理学療法士、作業療法士、その他大勢のスタッフ、家族…。

 

そして、アルコール依存症の場合は特に、
図の中心である本人の前向きな努力なくしては成立しません。

 

具体的な中身としては、アルコールに関する勉強、
同じ悩みを持つ仲間とのミーティング、“自分”を見つめ直すこと、
スポーツ、ボランティア、レクリエーション、芸術体験…等々。
治療する施設によってもプログラム内容は異なりますので、
色々資料と取り寄せて比較してみると良いでしょう。


依存症のリハビリといえば、「ダルク」

2009年、某清純派女優の“ドラッグ疑惑”で
世間は大騒ぎになりましたよね。

 

あの時、テレビの特集番組などでよく登場していた、
「ダルク」というリハビリ施設を覚えているでしょうか?

 

ダルク(DARC)は、覚醒剤、有機溶剤(シンナー等)、市販薬、
その他の薬物から開放されるためのリハビリプログラムを行う
民間の薬物依存症リハビリ施設。
もちろん、アルコール依存症もその対象になります。

 

ダルクでは、ミーティング(グループセラピー)や
レクリエーション(山登り、ソフトボール、スポーツジム、温泉など)を行うことで、
「薬物(アルコール)を使わないで生きる」ことを身につけさせます。

 

薬物(アルコール)のない生活を続けることによって、
人間的に成長していくことが“回復”となるのです。

 

なんと、スッタフは全員が薬物依存者なのだとか!
「薬物依存者同士、病気の分かち合いをしながら回復、成長し、
使わない生き方の実践をしていく」というのが
ダルクのスタンスのようです。

 

ダルクは全国に支部がありますので、
コチラからお近くの支部を調べてみてはいかがでしょうか。

 

 

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