アルコール依存症克服ガイド

アルコール依存症は健康保険の適用対象になる?

どんな病気でも、「早く治療して欲しい!」と“逸る気持ち”と
「治療は受けたいけど、お財布が心配」という“不安”の両方が
心の中でせめぎ合うものです。

 

特に、保険が使えるのかどうかという点は、重要な問題!
アルコール依存症のように、心の病がからんでいる病気は
なおさら不安になることでしょう。

 

保険について考える上で知っておくべき言葉として「保険点数」があります。
言い換えれば、「診療報酬点数」のことですね。
要するに、「医療行為の値段」です。

 

これは、健康保険法で定められた診療報酬点数表により、
全国一律に決まっています。
具体的には、保険点数1点につき10円の計算。
サラリーマンの場合は、合計金額(保険点数×10円)のうちの
3割が患者の自己負担で、残りの7割は
患者が加入している健康保険組合が支払うこととなります。

 

「じゃあ、アルコール依存症の治療も点数が決まっているの?」

 

その答えは、もちろんYES!
アルコール依存症はWHO(世界保健機構)で認定されている
れっきとした“病気”ですから、保険点数も決められています。

 

「保険が効かないのでは…」という不安から
診察を後回しにしている患者さん、そしてご家族のみなさん。
ひとまずはご安心ください。

アルコール依存症の診療費ってどのくらい!?

病気として正式に認定されているわけですから、当然、
アルコール依存症も健康保険の対象となります。

 

でも、「じゃあ、具体的にどのくらいかかるのか?」知りたいですよね。

 

アルコール依存症の場合、まずは一定期間
“断酒”をしてアルコールを抜いてしまう必要があります。
しかし、アルコール依存症患者は
自身の飲酒行動をコントロールすることができない状態にあるため、
治療は入院が主流。
3割負担で月に20万円程度が相場のようです。

 

ポイントは、10万円を超えていること!
これは、「高額医療」の対象となりますので、
手続きをすればさらに負担が軽減されます。

 

※【高額医療について】
1ヶ月間(同月内)に同一の医療機関でかかった費用を世帯単位で合算し、自己負担限度額 を超えた分について支給されます。自己負担限度額の算出方法については、こちらのサイトを参照しましょう。

 

基本的に、アルコール依存症は
最低でも3ヶ月は入院しないといけないと言われています。
その3カ月間にどんな治療を行うのか?といえば、
例えば次のようなプログラムが組まれます。

 

・アルコールの恐ろしさ(心身に与える影響)について徹底的に教えられる。

 

・アルコール依存症の被害(他人、家族に与える影響)について教えられる。

 

・座禅や断酒会への参加。

 

・集団でのレクリエーション活動への参加。(スポーツや陶芸、料理など)

 

アルコール依存症患者は生命保険に入れない?

国民健康保険に加入して、毎月しっかりと保険料を支払っていれば、
アルコール依存症になってしまった場合でも
保険が適用されることはすでにご紹介した通り。

 

そこで気になるのが、同じ保険でも“生命保険”のほうです。

 

保険会社によって異なるのでなんとも断定しづらいのですが…。

 

結論から言うと、
アルコール依存症で生命保険料をもらったという方は大勢います。

 

ただし、損保系の医療保険では、
アルコール依存症を“保障対象外”としているものも多数あるようです。

 

また、アルコール依存症を発症してから生命保険に加入するのは
非常に難しい
のだとか。
アルコール依存症に限ったことではありませんが、何か大病をする前に、
一つくらいは生命保険に加入しておくことをオススメします。
それが、残された家族の生活を助けることにもなるのですから…。

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