アルコール依存症克服ガイド

「AA」って何!?

アルコール依存症は、お酒の飲み方や酒量を
自分でコントロールできなくなってしまうという「心の病」。
本人は「自分は病気なんかじゃない」
…と病気を否認するという特徴がありますので、
周りがどんなに通院を勧めても病院に行きたがらない患者が多いようです。

 

そんな時、家族や本人の大きな力になってくれるのが「AA」という組織です。
AAは、「Alcoholics Anonymous」」の略。
アメリカで1935年に誕生したアルコール依存症者の組織で、
日本では1975年にスタートしました。
全国に約300のグループがあり、原則として依存症者本人だけの
「クローズド・ミーティング」形式でミーティングが行われています。

 

ただし、家族や関係者など誰でも出席できる「オープン・ミーティング」
「ステップ・セミナー」「ラウンドアップ」もあるのだとか。

 

AAのメンバーになるために必要なことはただ一つで、
「飲酒をやめたい」という願いだけです。
会費や料金は発生せず、
どのような宗教、宗派、政党、組織、団体にも属していません。

 

ただとにかく、「飲まないで生きていくこと」
それだけを目的に掲げる、
アルコール依存症者によるアルコール依存症者のための組織です。

AAではどんなことをするの?

アルコール依存症について調べていると、
必ず検索でヒットするのがこの「AA」という組織。
具体的にはどんなことをする組織なのか気になりますよね?

 

そもそも、AAの始まりの発端は一人のアルコール依存症者が、
もう一人のアルコール依存症者と
お互いの飲酒の問題について経験を分かち合い、
そのときだけは飲酒をせずにいられた…
ということから範囲を広げていったと言われています。

 

つまり、AAの主な活動は、
アルコール依存症者が互いの体験を話し合って、
励まし合ったり助けあったりしながら断酒を続けていくというもの。
ミーティング会場は世界各国にあり、
日本各地でもさまざまな場所で毎日行われているのです。

AAのことについて詳しく知りたい!

アルコール依存症のつらさは、
それを経験した人やその家族でなければ分かりません。
だからこそ、同じ辛さを乗り超えた人や、
今現在も闘っている人の言葉はハートに刺さるのです。
AAに興味をお持ちの方は、コチラの公式サイトで詳細を確認しましょう。

 

余談ですが、AAには面白い言葉がいくつかあるようです。
例えば、「バースデイ」
AAでは、「(酒を)飲まない生き方」をスタートさせた日を、
新たな人生への誕生日として「バースディ」と呼んでいるのだとか。
1年毎、バースディを迎える度に仲間から祝ってもらえるのだそうで、
断酒期間を継続させるためのモチベーションUPにもつながっているようです。

 

また、AAでは、アルコール依存症患者本人だけでなく
その家族も一緒に相談することも可能。
患者への適切な接し方や、家族が持つ特有の悩みなどについて、
同じ悩みを持つ者同士で語り合ったり相談し合ったりすることができます。
アルコール依存症患者を持つ家族の中には、
誰にも相談できずに鬱々としている方も多いようですので、
こういった場に足を運ぶことによって心のケアをすることも大切ですよ。

 

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