アルコール依存症克服ガイド

ストレスは依存症の根源

ツイッターやフェイスブックに代表されるように、
最近は他人と簡単につながれる時代になってきましたよね。
一人暮らしの人でも、気軽に誰かとコミュニケーションをとれるようになったわけです。

 

それって、普通に考えれば、孤独感や不安を感じにくく、
アルコール依存に走る人も少なくなっているように思えるのですが…。

 

実際は、むしろその逆の流れになってきています。
世の中が便利になり、物質的に豊かになっていく一方で、
人間の心のゆとりはむしろ失われているよう。
実際、心療内科や精神科といった「心の専門医」の元を訪れる人は
年々増加しているのです。

 

心の病の根源にあるのは、まぎれもなく「ストレス」
職場や家庭での人間関係、仕事の重圧、家庭でのトラブル、親の介護の問題、
子育ての悩み、経済的な事情…私たちの周りにはストレスの素があふれています。
IT化で他人とのコミュニケーションの機会が増えたことが、
かえって様々なトラブルを引き起こしているケースもあるようです。

 

このようなストレス社会の中では、年齢や性別を問わず、
多くの人がなんらかの依存症に陥る可能性があります。

 

アルコール依存症もその一つ。
アルコールを飲むことで日頃のストレスを緩和させ、
向き合いたくない現実から逃避しているのです。

依存症が増えている原因とは?

アルコール依存症をはじめ、あらゆる依存症の根源には「ストレス」があります。

 

では、なぜ、現代は「ストレス社会」と呼ばれるのでしょう?
かつての日本とはどこが違っているのでしょうか。

 

●核家族が増えている
少子高齢化が進み、核家族の家庭が増えています。
悩みがあっても気軽に相談できる家族がいないため、
何でも一人で抱え込みがちになり、
結果としてアルコールなどの依存症に発展するケースも少なくありません。
また、アルコールの飲み過ぎを止めてくれる家族がいないわけですから、
アルコール依存症も進行しやすくなります。
これは買い物依存症や薬物依存症にも言えることです。

 

 

●少子化
子供の数が減っているため、愛情や期待が一人に集中しやすくなっています。
これは、依存性人格障害や世話型依存につながる可能性が高いでしょう。
また、アルコール依存症の親に育てられた子供は、
アダルトチルドレンになりやすいと言われています。

 

 

●格差社会
終身雇用が崩壊し、成果主義・能力主義の世の中になりましたよね。
当然、激しい競争に敗れ、挫折を味わう人も出てくるわけです。
その不安感やストレスをお酒で紛らわしているうちに
アルコール依存症になってしまったというケースも少なくありません。

 

 

●情報化社会
IT化が進み、世の中はどんどん便利になっていきますよね。
しかし、気軽に他人と繋がれる一方で、
その繋がりが様々なトラブルの元になっているケースも多いようです。
何気ない書き込みを猛烈に批判され、
心に傷を負った経験があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ネットの世界は匿名性が高いため、無責任な言動を繰り返す人も多いのです。
ネットでの人づき合いがストレスとなり、
現実でも他人を避けるようになってしまう場合もあります。

 

 

●地域社会の崩壊
いわゆる「ご近所づきあい」が薄くなり、
困った時に助け合うことができなくなりつつあります。
付き合いが濃すぎるのもなにかとストレスですが、
全くつながりがないというのも問題。
実際、子供が虐待されているのを見て見ぬふりをして
幼い命が失われた事件も記憶に新しいですよね。
家族にアルコール依存症を抱えている場合、
近所の人の助けが救いになることもあります。

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